Androidアプリの開発を行うための環境を整えます。
Googleが「ADT-Bundle(Eclipse+Android SDK+ADT Plugin for Eclipse)」からIntelliJ IDEAベースの新しい統合開発環境「Android Studio」に推奨を変えましたので、「Windows10 64ビット」に対してインストールしていきます。また下記のステップに分けて記事を掲載します。
- JDKのインストール
- Android Studioのインストール
- Android Studioの設定
- アプリ作成
- エミュレータの作成とアプリの実行
※次期AndroidOSである「Nougat(ヌガー)」ベースのアプリを開発するにはJDK8(jackコンパイラサポート)とそのjackをサポートするAndroid Studio2.1以上の環境が必要となります。
※以前のEclipse/Android Studio2.0以下の環境ではAndroid SDKから「Androd N(Preview)」の項目も見ることができないので、ほぼ強制的に今回の環境を構築する必要がでてきます。
■JDKのインストール
下記URLからJDKをダウンロードします。
「JDK」の項目にある「DOWNLOAD」をクリック。
「Accept License Agreement」にチェックを入れて、インストールするOSのバージョンに合わせてファイルをダウンロードします。
ダウンロードが完了したらファイルを実行するとインストールが開始されます。「次へ」をクリック。
インストールフォルダを変えたいときは「変更」ボタンからインストールしたいフォルダを選択してください。(任意)
※デフォルトのインストール先である「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101\」が指定されている状態ですが、経験上、空白や日本語が含まれるパスにはインストールしない方が良い気がします。「C:\Java\jdk1.8.0_101」やDドライブにインストールするのであれば「D:\Java\jdk1.8.0_101」などに変更した方が良いでしょう。
問題なければ「次へ」をクリック。
JDKのインストールが終わるとそのままJRE(Java Runtime Environment:JAVA実行環境)のインストールへ移ります。
インストールフォルダを変えたいときは「変更」ボタンからインストールしたいフォルダを選択してください。(任意)
※JREもJDKと同じく空白や日本語が含まれるパス配下にはインストールしない方がいいと思います。
問題なければ「次へ」をクリック。
JREインストール中
インストール完了。
続けて環境変数の設定を行っておきます。
「タスクバー左下のWindowsフラッグを右クリック」-「システム」-「システムの詳細設定」で「システムのプロパティ」を開く。(「コントロールパネル」-「システム」-「システムの詳細設定」-「システムのプロパティ」でもOK)
「環境変数」ボタンをクリック。
システム環境変数の「新規」をクリック下記を入力。
変数名:JAVA_HOME
変数値:JDKをインストールしたフォルダを指定(C:\Java\jdk1.8.0_101)
環境変数にJAVA_HOMEが登録されていることを確認して画面を閉じてください。
これでJDKのインストールは完了となります。
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